実家で病気療養中の母・敏江に会うために、橘あゆみは母の実家のある尾地谷村へ連休を利用し帰省する。
久し振りの母との再会に旧友の令子も加わり、ゆっくりとくつろぐあゆみ達。

しかし、翌朝、尾地谷村の前村長・草野剛三が、自宅の離れで殺害されているのが発見される。
死体を発見したのが敏江で、現場には彼女以外の足跡が見つからなかったことから、敏江は警察で事情聴取を受ける。
母が警察署から帰ってくるまでの間に、事情を聞いて回ったあゆみは「橘家」と「草野家」の間にある確執を知る事になる。
18年前の事件、村に伝わる落武者伝説、そして今回の事件。

村で様々な噂が飛び交う中、次の事件が発生する…。